営業

新卒就職者や転職者で営業職が圧倒的不人気!?ノルマがきついと言われる営業職の実態とは!?

就職支援を行っている中で、主観ではありますが新卒者や転職者でも内定を辞退する職のトップは「営業職」であると感じています。

そもそも営業職とは「洗剤顧客に自社の物品・サービスまたは情報、といった財(商品)の購入を促して、売買契約を結ぶ職業である。」と解説されています。

営業職の具体的な仕事は以下のようなものです。

①顧客の開拓
②商品の売り込み
③契約の締結
④既存の顧客ケア
⑤製品開発部門と顧客との橋渡し
⑥販売促進・調査
⑦予算管理、スケジュール管理

学生が営業職を敬遠している傾向を示すものとしてマイナビの調査があり、以下の結果が出ています。

Q.営業ってやりたいですか? それともやりたくないですか?
●やりたくない……88.3%
●やりたい……11.6%

なんとおよそ9割近くの回答者が、営業職はやりたくないといった結果となりました。

しかし、現実では特に文系新卒就職者の全体の約6割強は営業職に配属されるという現実もあります。

そして、入社後に退職率が高いのも営業職に配属された学生だという話を採用担当者からもよく聞く話です。

営業と聞いて思い浮かべるイメージと言えば以下のようなものが一般的に挙げられるのではないでしょうか?

以下は、営業職を実際に辞退・退職された方が内定辞退・退職の理由として挙げられたものです。

●営業ノルマがきつく、精神的に追い詰められた
●非合理的な体育会系の気合重視の思考で厳しいのが嫌
●人に頭を下げることの連続で自分の意思が尊重されない
●無理やり自社の商品を売り付けて騙すことが目的となっていた
●企画やマーケティング、人事と比べて営業は専門性が低い
●コミュニケーションが苦痛であり対人関係の無い仕事をしたい

 

以下に営業職に関して説明している動画がありましたのでご紹介します。

■営業職に関する解説動画:

また、営業職と一言にいっても、①法人向け営業、②個人向け、③ルート営業など複数の種類があり、またこれらも新規開拓とルートセールス(既存顧客への営業)に分けられますが、特にどの営業職が不人気というわけでもなく(そもそも就職者が営業職内に区分があることを深く認識しているケースが少ない場合は多いです)、営業職全体が不人気であると感じています。 

営業職が不人気な職業と成りつつある傾向を明確化した調査の代表に「Students LAB」が行ったものがあるので結果を一部引用し紹介しましょう。

Students LAB」では、就活生(大学生)がどのような職種を志望しているのか文系、理系に分けてアンケートを採りました。

■文系の大学生に対する職業人気ランキング結果

1位:事務・スタッフ系
2位:企画・マーケティング系
3位:流通・サービス系
4位:営業系
5位:研究・開発系

 

一番多かった回答は「事務・スタッフ系」で、37%でした。「事務・スタッフ系」は財務・経理など金銭面の管理、企業運営のサポートの他、企業によってはマーケティング・リサーチ力などが求められる職種です。次に「企画・マーケティング系」と回答をした就活生は27%、「流通・サービス系」と回答をした就活生が20%と続きました。文系というと、多くの方が「営業職」をイメージされると思いますが、意外にも営業職よりも「企画・マーケティング系」、「流通・サービス系」の職種が人気であるという結果になりました。

■理系の大学生に対する職業人気ランキング結果

【理系】研究・開発系が人気

1位:研究・開発系
2位:企画・マーケティング系
3位:事務・スタッフ系
4位:流通・サービス系
5位:IT・ソフトウェア系

 

一番多かった回答は「研究・開発系」で、34%でした。「研究・開発系」では専門知識が要される職種であり、高度な専門知識、能力が必要であり、企業の商品開発の最先端で働く職種です。次に「企画・マーケティング系」、「事務・スタッフ系」と回答をした就活生が共に18%と続きました。文系共に「企画・マーケティング系」、「事務・スタッフ系」の職種は人気があるようです。「営業系」は11%と理系からは特に人気がないようです。

出典:Students LAB-文理別就活生職種志望度調査:http://lab.oceanize.co.jp/popular-works/

また、最後に各職業に対する志望度を日本の人事部が調査した結果を一部紹介しましょう。

■各職種に対する志望度・敬遠度

営業不人気

特に「やりたくない」の割合を職種に対する不人気度と捉えた場合、一般的に付きたくないと評されている介護職の敬遠度は43%であることに対し、営業職は47.9%と非常に高い不人気度を示している。この営業職の不人気度は全職種で圧倒的に高く一番高い値を示している。 

以下が不人気職種ランキングとなる。

①営業職47.9%
②介護職43.0%
③医療専門職42.2%
④その他の医療・介護職35.8%
⑤教育職32.6%
⑥その他の専門・技能職(現場職)29.6%
⑦労務職26.3
⑧サービス職24.5%
⑨製造職
⑩販売職

出典:「日本の人事部-職種別志望度調査」

このような記事の最後には、考え方を変えて営業職を肯定化する締めが入ってくるものですが、あえてそのような言葉を書かずに本記事を終わりたいと思います

なぜなら、過去に多数の就職者の支援・相談に乗ってきた経験がありますが、個々人の特性というものが中々変えることが出来ず、適性のない職業に合わせて自己の適性を変えることは非常に困難だからです。

適性を変えられたと思っていたとしてもそれは適合ではなく迎合であり、自身では気づいていなくても大きなストレスを抱えているケースが多く、長くて持って5年というところではないでしょうか。

適性のない職で無駄に耐え、無駄に時間を消費する行為こそ愚の骨頂であり、就職後は最低3年間は同じ企業に努めないとキャリアに傷が付く等の偏見に捕らわれることなく、より関心や興味を持てる職種や企業への転職をお勧めします。

自分に嘘をつかず、営業ではなく企画やマーケティングがやりたければそのような業務に携われる場を探しましょう。自分の環境を変えられるのは自分しかいないのですから。

 

逃げられない大リストラ時代の到来

日本の古き良き終身雇用制度は既に崩壊しました。以下に示す表は東洋経済が発表した「過去5年間で従業員を減らした企業ランキング」です。その中でも、ソニー、日立製作所、NEC、パナソニック、かつては定年まで安泰と信じられていた企業の代表格の東京電力がランクインしています。

企業名リストラ人員削減人数
NEC(日本電気)42,413名
日立製作所41,071名
ソニー30,400名
パナソニック20,461名
東京電力
6,662名

■いつか来る転職に備えて自分の市場価値を理解しておくことが安心に繋がる時代

長年に渡り業績に貢献してきたビジネスマンでも企業から簡単に切り捨てられる時代であり、30代、40代、50代と高齢になるほど転職市場価値は下がる一方です。最近では、特に転職する強い意志が無い場合でも自分の転職市場価値を知るため、保身の一環として数社の転職サービスを利用する人が増加しています。特に評判が高いサービスは、下記の四つです。

 ● リクナビNEXT

大手リクルートが運営する転職サービスです。公開求人数、利用者数が圧倒的に多いです。

 ● JACリクルートメント

他社サービスでは見つからない独自案件が非常に多いことで有名です。

 ● キャリア転職サイト@type

大企業や外資系、地元優良企業など高年収の案件に強みがあります。

 ● マイナビエージェント

マイナビが運営する日本最大級の転職サイト。プロによる「転職悩み相談のサービス」が評判。

「あなた自身の幸せ」や「あなたの大切な家族の幸せ」を守れる人はあなたしかいないのです。常に自分の市場価値を把握すると同時に、どの程度の待遇の転職案件が世間には存在するのかということを常に把握しておくことが、これからの終身雇用が崩壊した現代では重要となってくるでしょう。

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