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日揮、1998年以来、最終損益が290億円の赤字へ転落

日揮の2016年4-9月期の連結決算にて最終損益が209億円の赤字(前年同期は319億円の黒字)と発表。最終損益が赤字となるのは1998年以来19年ぶりのこととなる。米国で進行中の石油化学プラント(シェブロン傘下が受注元のエチレンプラント)の工事にて、想定以上の天候不順に起因する納期遅延により大幅に建設工事費用が増加、円高の進行による収益減少が響いた(円高進行で70~80億円程度の営業減益要因)。

日揮は、プラントエンジニアリング業界で御三家と呼ばれており、①日揮、②千代田化工建設、③東洋エンジニアリングの3社から構成される。売上と利益の両面で1位日揮、2位千代田化工建設、3位東洋エンジニアリングとなっているが、日揮が頭一つ抜けている状態である。これら御三家は海外の国営石油会社や国際石油資本を顧客に、競争力を発揮してきた。特にLNGプラント建設は両社を含めた日本、米国、フランス5社の実質的寡占市場。日揮と千代田はLNGプラントが得意であり、一番の収益源である。

■企業概要:

日揮株式会社(にっき、英称:JGC Corporation)は、日本の建設会社、エンジニアリング会社である。東京証券取引所第1部上場。社名は設立当時の社名である「日本揮発油株式会社」に由来する。JGCJapan Gasoline Companyの略。日本のエンジニアリング会社の代表企業。主な業務は、「製品を作る製造設備を造る事」である。製造設備の内訳は、石油精製プラント、石油化学・化学プラント、LNGプラント、天然ガス処理プラント等である。 

■事業内容:

1.各種プラント・施設に関するコンサルテーション、事業計画、基本設計、

  詳細設計、機材調達、建設工事、試運転、オペレーション、メンテナンス

2.石油・ガス・資源開発、ユーティリティ事業に関する投資

3.技術サービス

■プラントエンジニアリング業界企業:

日揮、三菱重工、千代田化工建設、東洋エンジニアリング、新日鉄エンジニアリング、神戸製鋼、カワサキプラントシステム、JFEエンジニアリング、日立プラントテクノロジー、東芝プラントシステム、IHI、明電舎、栗田工業、三菱電機プラントエンジニアリング、富士電機システム、三菱化学エンジニアリング、荏原製作所、東レエンジニアリング、月島機械、オルガノ、スチールプランテック、太平電業、エアウォーターエンジニアリング

 

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