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平均貯金額

20代,30代,40代,50代,60代の平均貯金額・平均年収は!?既婚・独身別の平均貯金額・貯金額大公開!!

リストラや鬱等の精神病の発症等、いつ自分自身が働けなくなるのか分からない時代です。

そんな不安定な時代だからこそ、日本全体が消費よりも貯蓄・貯金を優先する傾向にあるといいます。

日々、節約をして節約に励み、貯蓄額が膨らんでくると、ふと考えてしまうことがあります。

「みんなの年収がいくらあるのかな?年齢的に自分の年収って妥当なのかな?」

「自分と同年齢・年代の人の平均貯金額・貯蓄額ってどの程度なの?」

しかし、相手とどんなに仲が良い関係であっても、なかなか聞きづらい年収や貯金・貯蓄額などのお金の話。

今回はそんな皆が気になる年代別の平均貯金・貯蓄額、そして年収について調査してみました。

 

年代別の平均貯金額(平均貯蓄額)

最初に参考にするのは、金融広報中央委員会作成の「家計の金融行動に関する世論調査」です。

年代 単身世帯 二人以上世帯
20代 287万円 385万円
30代 957万円 612万円
40代 1594万円 939万円
50代 2431万円 1650万円
60代 2462万円 1963万円

出典「金融広報中央委員会-家計の金融行動に関する世論調査」

表外の追加情報ですが、20~60代の全体の中で貯金額が0と回答した人の割合は全体の31%となっています。20代の内は単身世帯、つまり独身の方が平均貯金額が多い傾向にあります。

しかし、30代以降では逆転現象が生じ、二人以上世帯よりも単身世帯の方が平均貯金額が多くなります。これは、二人以上世帯の場合は、子育てに大きな費用が掛かるためです。

単身世帯の場合、世間でいう独身貴族状態となるため、貯金額が大きく膨らんでいますね。

ここで騙されてはいけません!!

上記の数値はあくまで平均貯金額であり、あくまで平均値です。貯金額の平均値で一般的に言われることは「平均値」で見てはいけないということです。その理由は、一部のお金持ちが平均値を大きく引き上げているためです。それでは、平均値ではなく何で判断すればよいのでしょうか?

答えは中央値というものです。中央値とは、データを大きさの順に並べ替えたとき、ちょうど順番が真ん中になる値です。一般的に平均値よりも実感に近い指標だといわれています。

 

 

年代別の貯金額の中央値

それでは各年代の貯金額の中央値を見て見ましょう。

年代 単身世帯 二人以上世帯
20代 158万円 215万円
30代 500万円 410万円
40代 789万円 602万円
50代 1064万円 1074万円
60代

1323万円

1500万円

出典「金融広報中央委員会-家計の金融行動に関する世論調査」

平均値の場合よりも中央値の場合には全体的に大きく値が小さくなりました。一部のお金持ちに引っ張られて高額を示す平均値よりも少しは肌感覚に近い値ではないでしょうか?

しかし、中央値で年代別で貯金額を見てみても、全体の傾向は変わっていません。20代の間は二人以上世帯の方が貯金額が多く、30代以降では単身の独身貴族世帯が逆転し貯金額が多くなります。ただ、60代以降では二人以上世帯の方が貯金額が多くなる傾向になるようです。

子供が自立し、二馬力の年金生活に入ったことで二人以上世帯のほうが生活に余裕が出てきたのでしょう。

これまでは年代別に「平均貯金額」と「貯金額の中央値」を見てきましたが、ここで更にみなさんが気になったことがあるのではないでしょうか?

「みんなの貯金額はわかったけど、毎年いくら貯金しているのだろう?」

そうです。貯金といっても、場合によっては親からの遺産や生前贈与等の理由で積み上がったものかもしれません。今回はそんな毎年の平均貯金額について大手人材会社マイナビ様が運営する「マイナビフレッシャーズ」にて興味深い調査が行われていたので一部紹介致します。

詳細は引用元のリンク先をご参照ください。

 

 

1年当たりの平均貯金額

みんなの毎年の平均貯金額に関する調査結果です。

毎年の貯金額 構成比
第1位 100万円 20.3%
第2位 10万円 18.5%
第3位 50万円 12.6%
第4位 30万円 7.7%
第5位 150万円 7.4%

出典「マイナビフレッシャーズ-多い? 少ない? 社会人の年間貯金額、最多は100万円「毎月10万円前後」「夏冬ボーナスを貯金」」

驚いたことに、毎年の貯金額で一番多い回答は「100万円」で全回答者中20%となりました。つまり、5人に1人は毎年100万円の貯金をしていることになります。今回は年代別で区切られていないため、高年齢の高所得者が上位の多くを占めているのでしょうか。

一方、二番目に多かった回答は「10万円」で全回答者中18.5%となっております。三番目に多かった回答は「50万円」で12.6%です。20代や30代だと、このくらいの貯金額が実感と近いのではないでしょうか?

しかし、この結果を見る限り、やはり日本人は消費よりも貯蓄を優先する傾向にあるのでしょう。

 

 

年収別の平均貯金額

更に、平均貯金額を年収別に分析してみましょう。

年功序列制度は崩壊し、年齢が上だからといって年齢が下の人よりも給料が高いということも当たり前ではなりつつあります。「年齢が○○才だから○○万円貯金していなくてはならない」という考え方から「年収が○○○万円だから○○万円貯金しなくてはならない」という考え方へシフトしましょう。

それでは、年収別の平均貯金額と中央値を見てみましょう。

年収別の平均貯金額、中央値の調査結果です。

平均貯金額 中央値
300万円未満 781万円 100万円
300万円以上
500万円未満
980万円 316万円
500万円以上
750万円未満
1337万円 600万円
750万円以上
1000万円未満
1537万円 990万円
1000万円以上
1200万円未満
2748万円 1850万円
1200万円以上 4323万円 2100万円

出典「金融広報中央委員会-家計の金融行動に関する世論調査」

当たり前の話でありますが、年収の高額化に従って、平均貯金額および中央値も高くなっており、貯蓄が無い世帯の割合は減少傾向にあります。

国税庁の「民間給与実態統計」によると、日本全体の平均年収は414万円となっていることから、日本人のほとんどは上表ニ行目の年収300万円以上500万円未満に位置することがわかります。

あなたは自分の年収で平均値あるいは中央値以上の貯金を実現できていましたか?

 

 

年代別平均年収

全体
平均年収
男性
平均年収
女性
平均年収
20代 354万 374万 324万
30代 467万 501万 390万
40代 564万 616万 425万
50代 701万 744万 461万

出典「DODAエージェントサービス-平均年収ランキング」

また、大手転職サイトDODAエージェントサービスの調査を参考に、日本国内の年代別の平均年収を以下に掲載しましょう。詳細はDODA様のサイトをご参照下さい。

ちなみに、男女別にみると男性の平均年収は511万円、女性は272万円となっています。

更に、雇用形態別で見ると、正規社員は平均年収473万円、非正規社員の平均年収は168万円です。

 

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