野村證券の年収・転職・新卒中途採用情報

野村證券の強み・特徴・企業研究・評判

野村證券株式会社（のむらしょうけん、英: Nomura Securities Co., Ltd.）は、東京都中央区日本橋一丁目（日本橋本社・本店）に本拠を構える、野村ホールディングス傘下の子会社で証券会社。野村グループの証券業務における中核会社である。野村證券は幅広い顧客ネットワークを有し、磐石なリテール・チャネルを築いている。株式や投資信託といった金融商品を売買するときに発生する手数料が主な収益源となっている。また、投資銀行として企業のM&Aの仲介業務や資金調達などのアドバイザーを行う際に得る投資銀行業務手数料もある。国内の大手証券会社には、野村證券のほかに、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券があるが、顧客人数や売上高など様々な面で業界でトップを走っているリーディングカンパニーである。野村證券には、「総合職Ａ社員」「総合職Ｂ社員」「総合職Ｃ社員」「ＦＡ社員」という4種類の雇用形態が存在し、各人のキャリア志向に合わせた働き方を選択することが可能となっている。

野村證券の特徴①

野村證券の特徴として、新規公開株（IPO）銘柄や野村證券のみが取り扱う投資信託など金融商品の豊富さが挙げられる。野村證券は日本国内の証券会社の中でも最大手であるために公募株式の幹事となる機会が多く、そのために割り当てられる新規公開株数も多くなる。そのため、他の証券会社やオンラインネット証券よりも顧客により多くの新規公開株を提供できるという強みがある。更に、野村證券の親会社である野村ホールディングスと連携することで、野村證券が優先的に取り扱うことが可能な投資信託が存在する。このような、金融商品のラインナップ面での他社との差別化を生み出している源泉に野村ホールディングスの一員である野村アセットマネジメント株式会社という資産運用会社がある。野村アセットマネジメントが運用する投資信託の純資産残高は約21兆円、投資顧問の契約資産は11兆円にも達する。このような野村證券単体ではなく、野村ホールディングスが一丸となって連携することで生まれる複合的なサービスこそ、野村證券の最大の強みであるといえる。

野村證券の特徴②

野村證券の二番目の特徴として、「徹底したノルマ主義」が挙げられる。野村證券の営業といえば、激務の代名詞としても就職活動生の間でも知られる。しかし、証券業界の営業はどの企業も激務でありノルマが課されない企業は少数である。「数字は人格」、「戦闘民族ノムラマン」、「内定を辞退すると熱いコーヒーをかけられる」などなど、就職活動生の間で伝説が伝説を呼ぶ異常事態となっている。しかし、野村證券のような大企業では企業ブランドを重要視しているため、実際にはそのようなことは決してないものと推測される。野村證券で最低でも３年間業務を経験すれば、経歴にも箔が付き、転職市場でも価値が高いといわれている。

■NOMURA Story　Effect　～野村證券で育まれるSpirit～