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ジョブホッパー

ジョブホッパーの特徴・意味は?転職は何回まで成功する!?

■ジョブホッパーの意味・定義
転職を繰り返す人を指す言葉に「ジョブホッパー」というものがある。ジョブホッパーの語源にはジョブホッピングがあり、技能や賃金の向上を求めて転職を繰り返す行為が基になっている。「三回以上の転職経験がある人、四回以上の転職経験がある人というように回数でジョブホッパーと認定してしまう場合」、あるいは、「一定の年代の内に一定回数を超えている人(例えば20代のうちに3回以上等)」等々をジョブホッパーとして指す場合が多く、ジョブホッパーの明確な定義は存在していないのが実情である。

上述の通り、ジョブホッパーの明確な定義は存在しないものの、転職市場では低い評価を受けてしまう傾向にある。人材の流動化が進む日本国内の転職市場でもこのようなジョブホッパーを低く評価する傾向は企業規模が大規模なものになればなるほど強くなり、また外資系企業よりも日系企業のほうがジョブホッパーを敬遠し不採用にする傾向があるともいわれている。

■ジョブホッパーの特徴・理由

 ジョブホッパーが転職の理由に挙げる事項・特徴として以下のようなものがあるので列挙しておく。

①仕事に対してやりがいを感じず、自分がやるべき仕事ではないと決めつける

②人間関係が上手くいかず、社風にも馴染めない

②給料が安く、労働時間に見合っていない

 

ジョブホッパーになる人の特徴に完璧主義者が多いことが挙げられる。「自分ならもっとスケールの大きな仕事をしているべき」、「自分ならもっと社内でも尊敬されるポジションを勝ち取っているべき、評価制度に問題があるだけ」、「自己の能力や出身大学を考慮すればもっと高い給料を貰っているべき」等々、挙げれば切りが無いが、「~であるべき」という完璧主義者特有の考え方が勤務先への不満を増幅させ、転職という行動へ繋げているケースが多くみられる。補足しておくが、このような完璧主義的考え方が決して悪いわけではない。目標が明確であり、実績・能力が伴っているのならば完璧主義者のキャリアは素晴らしいものになる場合が非常に多い。

■ジョブホッパー(転職複数回経験者)が採用にて低く評価される理由

ジョブホッパー2

①会社へのロイヤリティが無く、採用してもすぐに他社へ移ってしまう可能性が高い

採用後に長期間勤務してもらえるかどうかは採用担当者、採用される側のどちらにも判らない未来のことである。このような将来のことを予想する指標として過去に勤めていた会社の勤続年数を採用する採用担当者が多い。このような考え方は、決して非論理的な思考ではなく合理的な考えだといえる。なぜならば、採用に要するコストも近年上昇傾向にあるだけでなく、育成に要したコストまでも無駄になってしまうからだ。しかし、参考にする指標が過去の勤続年数だけでよいのだろうか?ジョブホッパーの採用に関して、特に過去の勤続年数の長さが重要視され、個人のパフォーマンス(実績や資格、性格)や転職理由等の指標が特に日本国内の転職市場では軽視されている傾向にあることは否めない。

 ②キャリアに一貫性がない

ジョブホッパーといっても筆者は大きく二種類に分けることが可能であると考えている。一つは、キャリアに一貫性があるジョブホッパー、もう一つはキャリアに一貫性が無いジョブホッパーである(前者をキャリアビルダーという別の言葉を用いて肯定的に説明する場合もある)。特に前者の市場価値は外資系企業(金融、経営コンサル等)にとっては非常に高い。彼らは、転職を繰り返す中で自分に足りない専門領域を明確化し、足りないスキルの獲得のために転職を実行している。一般的には、転職市場では転職回数が増えるに従って市場価値が落ちていくと言われているが、キャリアに一貫性があるジョブホッパーは例外の存在と言ってよい。逆に、キャリアに一貫性がなく、人間関係や激務を理由に転職を繰り返す人材は転職市場価値が落ちていくことは間違いない。

■ジョブホッパーになるのではなくキャリアビルダーを目指すべし

キャリアデザイン

筆者が転職に関して相談に乗る場合に必ず述べている言葉は「ジョブホッパーになるのではなくキャリアビルダーになること」である。キャリアビルダーは、将来の時間軸に沿って獲得したいスキルを明確化し、そのスキルの獲得のためのツールとして転職を行う。逃げの手段として転職を選ぶことは決して間違いではないが、あくまで理想はキャリアビルダー的キャリアデザイン思考である。キャリアに一貫性がある人材は採用担当者に好印象を与え、転職を繰り返す度に年収・待遇アップを実現している人が非常に多い。

 

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