
三井不動産株式会社(Mitsui Fudosan Co., Ltd.)
三井不動産の強み・特徴・企業研究・評判・就職偏差値・採用実績大学
三井不動産株式会社(Mitsui Fudosan Co., Ltd.)は、東京都中央区日本橋室町二丁目の「三井本館」に本社を置く不動産会社・デベロッパー。不動産業界で売上高1位を継続し、経常利益トップの三菱地所と双璧を成しているといわれている。日本の不動産業界の最大手で、三井住友銀行、三井物産と並ぶ三井グループの中核企業でもある。競合企業としては、三菱地所をはじめとして、東急不動産、住友不動産、東京建物、森トラスト、野村不動産等が存在する。三井不動産は、オフィスビル事業、商業施設事業、アコモデーション(住宅・ホテル・リゾート)事業、不動産ソリューションサービス事業、海外事業、物流施設事業などなど非常に幅広い事業を行っている。
三井不動産は非常に長い歴史を持つ企業の一つであり、そのルーツは江戸時代まで遡る。三井家の高祖・三井高利が江戸日本橋に呉服店として店を構えた「越後屋」が三井不動産の起源となっている。「越後屋」はその後事業の幅を広げ、「三井合名会社」となり、その三井合名会社所有の不動産を管理する不動産課が分離独立し、1941年に現在の三井不動産が創立された。近年では、海外への事業展開を推進しており、英ロンドンで、英国放送協会(BBC)から土地・建物を取得し、大規模再開発事業にも着手している。このような実績からも、三井不動産は日本国内に留まることのないグローバル企業であるといえる。
三井不動産の採用実績例として、東大6名、京大2名、北海道大1名、一橋大6名、早稲田6名 慶應6名 立教大1名 立命館1名等となっていることから非常に高い学歴水準となっている。このような難関大学出身者を中心に組織が構成されているため、就職偏差値ランキングでも上位に位置している。
■三井不動産紹介映像
三井不動産の特徴「都市の開発で終わらず、新たな可能性を創造する」
デベロッパーである三井不動産の事業内容である「町づくり」は壮大なプロジェクトであり、大規模な複合開発を数多く手がけている。「ららぽーと」、「三井アウトレットパーク」、「東京ミッドタウン」、「柏の葉スマートシティ」「日本橋再生計画」など、単なる「開発」で終わるのではなく、それぞれの街の記憶や歴史、文化、伝統を、未来へとつないでいくとともに、環境、エネルギー、防災など、これからの社会が直面するであろう課題を解決へと導くアプローチにも取り組んでいる。
特に、最近注目されている「柏の葉スマートシティ」は、三井不動産をはじめとした公・民・学が連携して環境共生都市・新産業創造都市・健康長寿都市の実現を目指す、課題解決型の街づくりである。スマートシティとは、ITや環境技術などの先端技術を駆使して街全体の電力の有効利用を図ることで、省資源化を徹底した環境配慮型都市のことである。三井不動産の今後の動向に注目である。
■柏の葉スマートシティ コンセプト映像
大規模複合開発「東京ミッドタウン」、商業施設「アーバンドックららぽーと豊洲」、「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」――すべて三井不動産が手がけたプロジェクトです。こうした商業施設や複合開発をはじめ、住宅、オフィスビル、ホテル事業など、生活空間を幅広くプロデュースする総合デベロッパーです。今まさに発展しつつある不動産投資市場なども視野に入れながら、これまでに培ってきた企画力・開発力・運営管理力をいっそう強化し、180社を超えるグループ企業とともに、“成長性と収益性に富んだ三井不動産グループ”を実現します。
情報源: 三井不動産(株) - 採用ページより
三井不動産の年収・平均勤続年数・福利厚生等
平均年収 | 1121.7万円 |
平均年齢 | 41.1歳 |
平均勤続年数 | 12.3年 |
従業員数 | 1349人 |
※データは有価証券報告書を参照
■逃げられない大リストラ時代の到来
日本の古き良き終身雇用制度は既に崩壊しました。以下に示す表は東洋経済が発表した「過去5年間で従業員を減らした企業ランキング」です。その中でも、ソニー、日立製作所、NEC、パナソニック、かつては定年まで安泰と信じられていた企業の代表格の東京電力がランクインしています。
企業名 | リストラ人員削減人数 |
---|---|
NEC(日本電気) | 42,413名 |
日立製作所 | 41,071名 |
ソニー | 30,400名 |
パナソニック | 20,461名 |
東京電力 | 6,662名 |
■いつか来る転職に備えて自分の市場価値を理解しておくことが安心に繋がる時代
長年に渡り業績に貢献してきたビジネスマンでも企業から簡単に切り捨てられる時代であり、30代、40代、50代と高齢になるほど転職市場価値は下がる一方です。最近では、特に転職する強い意志が無い場合でも自分の転職市場価値を知るため、保身の一環として数社の転職サービスを利用する人が増加しています。特に評判が高いサービスは、下記の四つです。
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「あなた自身の幸せ」や「あなたの大切な家族の幸せ」を守れる人はあなたしかいないのです。常に自分の市場価値を把握すると同時に、どの程度の待遇の転職案件が世間には存在するのかということを常に把握しておくことが、これからの終身雇用が崩壊した現代では重要となってくるでしょう。
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