原油大幅安で石油元売り大手4社が最終赤字に転落
石油元売り大手4社のJXホールディングス(HD)、出光興産、昭和シェル石油、コスモエネルギーホールディングス(HD)の4社が在庫評価損により2期連続の最終赤字となることが分かった。国内最大手のJXホールディングスは800億円の16年3月期決算の在庫評価損見通しを2650億円に修正。出光興産も、石油開発事業で243億円の損失を計上しており、最終損益が130億円の赤字へ修正。昭和シェル石油は在庫評価損を548億円に修正し274の赤字へ転落。コスモエネルギーホールディングスも270億円の赤字を見込む。
最終損益 | 在庫評価損 | |
JXHD | ▼3300 | 2650 |
出光興産 | ▼130 | 800 |
昭和シェル石油 | ▼274 | 548 |
コスモエネルギーHD | ▼270 | 570 |
東燃ゼネラル石油 | 0.5 | 871 |
※単位(億円)
石油元売り大手4社のJXホールディングス(HD)、出光興産、昭和シェル石油、コスモエネルギーホールディングス(HD)は石油精製量の70日分以上の在庫を備蓄する義務がある。原油価格の急落で巨額の在庫評価損が発生する。
石油元売業界は経営統合が進んでいます。
石油元売り2位の出光興産が、5位の昭和シェル石油を買収する検討に入っていることが明らかになりました。 出光は、人口の減少やエコカーの普及などで今後も国内のガソリンの需要が減少することが避けられないため、生き残りをかけて昭和シェル買収の検討をしています。
Xホールディングス─東燃ゼネラル石油と、出光興産─昭和シェル石油の二陣営だ。いずれも2017年4月に向けて経営統合を進める。統合比率や統合後の役員構成、社名などは現時点で未定。JXの「ENEOS」や、東燃ゼネラルの「ESSO」、「Mobil」、「ゼネラル」などのガソリンスタンドブランドは経営統合後も存続させる方針だ。
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