日本マクドナルドの2015年決算は347億円の赤字、品質管理問題が影響か

日本マクドナルドホールディングスは2015年12月期の決算にて347億円の赤字決算となった。原因として挙げられているのは、2014年夏の使用期限切れ鶏肉問題、そして記憶に新しい2015年1月の異物混入問題がある。

だが、赤字となった原因は上記の不祥事だけではないようだ。日本マクドナルドは不祥事前から売上が下がっており、2010年12月期決算の売上高は約3200億円であったが、その後に5年連続で減収しで40％以上も売上高が減少した。日本マクドナルドは経営再建のために不採算店舗の整理急いでいる。2015年の10月から12月にかけてだけでも毎月100店舗の速度で不採算店舗が閉店している。以前の日本マクドナルドの商品戦略では「メガマック」や「てりたまバーガー」、「月見バーガー」などヒット商品を定期的に生み出せていた。だが、近年は商品戦略が迷走しているのではないかとの指摘も多い。今後の業績回復に期待である。

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