赤字の要因は中国の成長の鈍化?
英金融大手HSBCホールディングス(エイチエスビーシーホールディングス、HSBC Holdings plc)はイギリス最大規模の金融機関で、イギリス、アジアなどを基盤にする世界有数の銀行持株会社。HSBCの正式名称は香港上海銀行。 名前だけで聞けば、中国系、香港系資本の銀行を思わせますが、実はイギリスに本部を置く、世界最大規模のメガバンク。そのHSBCが2015年10-12月期(第4四半期)決算の純損益が赤字に転落することを明らかにした。具体的な純損益の額は13億3000万米ドル(約1500億円)の赤字。赤字の要因として、アジアの成長鈍化による不良債権の増加を挙げ、その結果として収益が減少したとしている。ちなみに、前年同期の第4四半期決算は5億1100万ドルの黒字だった。
HSBCは声明で、中国事業拡大戦略を維持するとしながらも、中国経済の減速で状況は厳しくなっているとの認識を示した。フリント会長は「中国の成長鈍化は、金融環境の一段の悪化につながるのは疑いないとみられる。だが、中国経済が、製造業やサービス業の高付加価値化や消費主導型に移行するに伴い、世界経済成長の最大のけん引役を果たすと引き続き予想する」と述べた。
情報源: 英HSBC、2015年税前利益は予想下振れ 厳しい事業環境を予想 | ロイター
HSBCの事業部門は4つに分かれており、商業銀行、投資銀行、リテール銀行、グローバル・プライベートバンキングである。HSBCグループが預かる総資産額は、全世界で4番目に大きい(中国工商銀行,中国建設銀行,中国農業銀行に次ぐ)。全世界の店舗数は2006年末で1万店舗を超えており、時価総額では上位のシティグループの約5千店舗の2倍近くの拠点数を誇る状態である。しかし、2015年6月、リストラの一環として、最大5万人の人員を削減する方針を明らかにした。リーマンショックのような破綻という末路だけは見たくないものです。
■大リストラ時代でも一生安泰の生活を送れる企業はどこか!?
長年に渡り、業績に貢献してきたビジネスマンでも企業から簡単に切り捨てられる時代であり、30代、40代、50代と高齢になるほど転職市場価値は下がる一方です。
本ヒューマンデザイン総合研究所では、『就職活動生と転職希望者が知らないと後悔する超優良企業リスト』を作成しました。
結論から伝えると、リーマンショックや東日本大震災、コロナショックといった大恐慌でも、業績が悪化しにくい企業のリスト。
言い換えれば、『一度就職さえしてしまえば、定年まで安定した人生を送れる可能性が非常に高い超優良企業のリスト』です。
「あなた自身の幸せ」や「あなたの大切な家族の幸せ」を守れる人はあなたしかいないのです。
企業リストの詳細情報は、上記画像からご確認下さい。
※画像から企業リストが閲覧できない方は、こちらをクリックして下さい
業界別の就職偏差値ランキングについて独自の視点から分析しています。就職希望者は必見です。
有名大学の就職実績や大手就職率、平均年収などの情報をご提供します。就職活動を行う上で重要な参考情報となります。就職希望者は必見です。
リストラに関する多様な話題や情報を随時更新しています。将来の経済動向を予測するための経済情報をお送りします。
資格は数え切れないほど存在しますが転職時に有利に作用するものは限られています。読者のキャリアデザインの糧となる情報をお送りします。